不整脈 Q&A

   

Q 最近、心臓がドキドキすることがあり、不整脈が心配ですが...。

A 不整脈は大きく分けると脈が速くなる頻脈型不整脈と、脈がゆっくりになる徐脈型不整脈に分類されます。前者は脈が不規則になったり、動悸を感じたりします。後者では突然めまいがしたり、頭がふーっと軽くなったりします。安静な時、自分で脈を測り1分間に50以下または100以上あったり脈拍が規則正しくない時には不整脈の疑いがあります。

Q 不整脈はどのような人に現れるのですか?

A 子供から老人まで誰にでも。高血圧や心臓病など循環器系に異常のある人はもちろん、普段健康な若い人でも突然不整脈の発作が起きたり、感冒から心筋炎を併発して、危険な不整脈を起こすこともあります。症状を感じたら大事にいたる前に検査するのがベストです。

Q どのような検査をするのですか?

A まず心電図検査をしますが、心電図を記録している短い時間内では異常が発見できないことがあります。こうした場合、24時間心電図が記録できるホルター心電図検査をすすめますホルター心電図検査では症状の出現したときの心電図が明確に捉えられますし、1日の不整脈の消長もわかります。スポーツ選手や愛好家には、運動中の突然死事故を防ぐためにも、ベルトの上を歩きながら心電図と血圧が記録できる運動負荷検査をしておくことをすすめます。異常な不整脈を認めたら、不整脈発生の原因を精査するため、心臓超音波検査や心臓カテーテル検査などをおこないます。

Q 不整脈が認められたら、すべて治療しなければいけないのですか

A 不整脈には全く無害のものから、一刻を争って処置しないと生命にかかわるものまであります。健康人にみられる心室性期外収縮は放っておける場合が多いのに対し、急性心筋梗塞の時の心室性期外収縮は、心室細動に移行して突然死する可能性が大きいので、直ちに治療をしなければなりません。このように不整脈の種類とその症状、特に原因疾患の有無によって治療方針が異なりますので、疑わしい症状を感じたら、まず循環器専門医の診察を受けましょう。