お母さんのための乳児健診
ワンポイントアドバイス



1月健診    父親の協力で乗り切る

 母乳栄養の赤ちゃんはときに3〜4日便が出ないことがあります 便秘になったのかと不安になるものですが、柔らかい便が出れば病的な便秘ではありません。 便秘というのはコロコロした硬い便になって排便時に出にくい状態をいいます。健康な赤ちゃんの排便回数、便の色、硬さはいろいろです。 この時期の心配事の第1位は湿疹やおむつかぶれ、第2位は鼻汁と鼻閉第3位はお乳を吐く、哺乳量が少ないなどです。いずれも3月頃には治ってしまいますが、心配の場合はいつでも御相談下さい。 赤ちゃんの授乳や泣きすぎで母親が眠らせてもらえないつらさは3月頃になるとずっと軽くなります。それまでのあいだ父親が育児を積極的に手伝うと、母親の気持ちはやすらぐことでしょう。

4月健診    生活のリズムを規則正しく

 昼間は起きていることが多くなり、夜間長く眠る時間がふえてきます。睡眠時間もだんだん規則正しくしていくと離乳開始がスムーズにできやすいものです。哺乳の間隔は4時間が目安です。お乳をよく飲み体重が標準曲線より急速に増えている赤ちゃんが、4月をすぎて急に飲まなくなることがしばしばあります。太りすぎないための摂理のようです。しばらく待てばまた飲むようになります。抱き癖が異常に強い、親に興味を示さない、夜通し眠らないというようなことがあれば御相談下さい。

7月健診   事故防止のため、目が離せない時期 

   これからは、ハイハイができ、つかまり立ちができ、動き回れるようになり、手で物をつかんで食べることができるようになります。次のことに注意して下さい。

・たばこや灰皿、硬貨、ボタンは手の届かないところに置く
・浴槽は水を抜いておくこと
・家庭内の危険な物は1メートル以上の高いところに置く

10月健診    食習慣のはじまり

 この時期には少しずつ自分で食べる能力がつき始めます。ときには家族と同じ食卓で一緒に食べさせてみましょう。お誕生日までに離乳できる子もいますが、遅れる子もいますから、あせらないように。つたい歩きができるようになると食欲が低下して、気まぐれにしか食べないこともしばしばあります。体重が急に減ったりしなければ心配ありません。




1才児健診    ことば、能力を育てよう

 この時期は活発に運動して、体格も赤ちゃん特有のポッチャリ型から幼児期のほっそり型へ移行していくため体重はあまりふえませんが心配ありません。言葉の発達を促すために、身のまわりの物の名前を言ったり、機会ある毎に子どもに話しかけましょう。ピーナッツ、ポップコーン、チューインガムは気道につめて窒息する危険がありますので与えないように。