薬の飲ませかた

 

乳  児

水ぐすりはそのまま,粉ぐすりは少量の湯ざましで,だんご状にして上あごにこすりつけ,その後,水,湯ざまし,ミルクなどを与えます.溶かすときはひとくちで飲める量にします. 1回分のミルクにまぜると,全部飲まなかったりミルクぎらいになったりしますので,少量のミルクに溶かしてくすりを与え,それからおいしいミルクを与えます  

幼 児

水ぐすりも粉ぐすりも、なるべく他のものに溶かさないで、そのまま与える習慣をつけましょう。乳児とは違い、味がすぐ分かりますので、「だまそう」と思ってもムダ。「お薬だから飲まなきゃいけない」ということが分かるよう、本人にくりかえし話して下さい。.

・牛乳,ヨーグルト,アイスクリームなどの乳製品に混ぜると苦味がやわらぎます.

・スポーツドリンクやジュースに混ぜると,かえって苦味が強くなることがあります.

・粉ぐすりを水に溶かし凍らせて与えてもよいでしょう.


 

「1日3回」は,食前それとも食後? いつ飲ませるのか?

食事にとらわれず,起きている時間を三等分,を目安にして下さい.

食後は満腹で飲まなかったり,食べたものといっしょに吐いてしまうこともあるので,授乳直前や食前に飲ませるようにして下さい.

時間も「朝食の時、午後のおやつの時、寝る前」の3回でもかまいません(とくに保育園・幼稚園にかよっている子どもは)。


 

坐薬の使いかた

坐薬(ざやく)も子どものお薬としてよく使います。 熱さましのほかに、喘息の薬、抗生剤、けいれんの予防薬、排便促進剤などもあります。赤ちゃんはオムツかえの姿勢に、すこし大きい子は横向きにして、肛門に、坐薬のとがったほうから一気にさしこみます。すっと入る感じを確かめたら、指で肛門をそのまま押すようにしておくと、坐薬が戻ってきません。 入りにくいようでしたら、坐薬にオリーブ油、ワセリン、水などをつけて、滑りをよくしてみてください。 また、肛門がぴんと張っていた方が、入りやすいです。試してみてください。

 

お薬の保管

坐薬--「冷所保存」と指示されたものは、冷蔵庫で。1年ほどを目安に、新しいものに交換してください。

頓服(とんぷく)--6か月程度をめどに、保管しておいて結構です。

水ぐすり--混合してあると、長持ちしません。その場で使いきってください。

粉薬--水ぐすりより安定していますが、混合してあると、長持ちしない場合もあります。

とくに粉の薬は、湿気に弱いですので、密閉できる容器に、乾燥剤といっしょに保管してください。また、夏場、自動車の中に置いたままにしておくと、高温になって、お薬をダメにすることがあります。